臨床推論GPについて

臨床推論グランプリHP http://clinical-reasoning-gp.strikingly.com/

第2回臨床推論グランプリ開催報告

TEAM関西では、昨年度に続き、全国の医学生の中で1番診断力のあるのは誰なのかを競う「第2回臨床推論グランプリ」を開催しました。

当日は, 北は秋田県, 南は沖縄県まで合計76チーム, 226人の医学生が参加し, 各々の持てる力を駆使して計10症例に挑みました。司会の先生方の進行のもと, 数々の症例が提示され答えが発表されたとき, 会場からは歓喜の声や落胆する声などが響き, グランプリは次第に熱気を帯びながら進行していきました。各症例は, 一筋縄ではいかないものの,そのどれもにプレゼンターの先生方のメッセージが込められており, 非常に濃密かつ有意義な時間でした。

参加した医学生からは, 「臨床推論の思考プロセスが勉強になった.」「臨床推論って楽しいなと思った.」「勉強会の大切さを改めて認識した.」などの声が寄せられ, 今回の臨床推論GPで診断学を学ぶきっかけ, そして各大学の勉強会の活性化の一端を担えたと感じます。

TEAM関西では, 今後も医学生を対象した勉強会を開催する予定です。情報は, ホームページ等で随時ご案内いたしますので, ぜひご参加ください。

【開催日時】

2019年11月23日(土)

【開催場所】

すみのえ舞昆ホール 大阪市住之江区御崎3-1-17

【プログラム】

司会: 松本謙太郎先生 国立病院機構大阪医療センター総合診療科

志水太郎先生 獨協医科大学総合診療医学・総合診療科 主任教授

症例１ 山里 一志 先生 南砺市民病院 総合診療科

症例２ 田下 大輔 先生 福井大学医学部附属病院　救急部・総合診療部

症例３ 城田 祥吾 先生 国立病院機構 栃木医療センター

症例４ 森川 暢 先生 市立奈良病院総合診療科

症例５ 徳田 嘉仁 先生 近江八幡市立総合医療センター 救急総合内科

症例６ 原田 拓 先生 江東豊洲病院 総合診療科 (写真)

症例７ 河村 裕美 先生 耳原総合病院救急総合診療科

症例８ 原田 侑典 先生 獨協医科大学病院総合診療科助教

症例９ 鋪野 紀好 先生 千葉大学医学部附属病院　総合診療科

症例１０ 長野 広之 先生 洛和会丸太町病院 救急・総合診療科

決勝症例　吉田常恭 先生 京都大学医学部附属病院免疫・膠原病内科

【順位】

第1位 おじさんずラブ ～LOVE or DEAD～, 島根大学

第2位 フルマゼニル, 福井大学

第3位 富山ブラック, 富山大学

2018年に第1回臨床推論グランプリを行いました。
ご参加くださった方々、ありがとうございました！！